1月の展覧会情報
◀12月2月▶
▼クリック・タップで各エリアまで移動します▼
(開催の多い地域は都道府県で表記)


\\\掲載情報募集中///

展覧会の掲載情報を募集しております。
詳しくは上の丸印をクリック
(外部サイトに移動します)


江別市セラミックアートセンター

☎/011(385)1004
北海道江別市西野幌114の5
9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

えべつFUROSIKIフェスティバル2021~風呂敷デザインコンテスト

▼12月4日~2月13日
→今年で15回目を迎える「えべつFUROSIKIフェスティバル」。今回は道内・外からの応募作から、北翔大学内で行われた一次選考を通過した57点が風呂敷に仕立てられて会場内を彩る。会期中は、風呂敷になった作品の人気投票を行う。一次選考の通過を逃した原画作品を会場内に展示する



三越仙台店

☎/022(225)7111
仙台市青葉区一番町4の8の15
10時~19時30分
会期中無休

第68回日本伝統工芸展仙台展

▼1月20日~25日
→昭和29年に創設された伝統工芸界最大規模の公募展で、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門で構成。人間国宝の作品をはじめ、受賞作、地元在住作家の入選作品などを展示


秋田市立赤れんが郷土館

☎/018(863)6851
秋田市大町3の3の21
9時30分~16時30分
12月29日~1月3日休み

CRAFT&DESIGN つなぐ―秋田の四季―

▼10月23日~1月16日/会期中無休 →秋田市美術工芸協会と秋田県デザイン協会との連携企画展。「秋田の四季」をテーマに制作した作品を展示し、その活動を広く紹介する



中長小西

☎/03(3564)8225
中央区銀座1の15の14永野ビル4F
11時~18時30分
日曜休み

想いを紡ぐ:三人の発露―関島寿子・小川待子・留守玲―

▼1月11日~22日 →関島寿子(バスケタリー)、小川待子(陶)、留守玲(金属)のそれぞれ素材も表現方法も違う三者の代表作を同じ空間に展示する


昭和のくらし博物館

☎/03(3759)1808
大田区南久が原2の26の19
10時~17時
※金~日曜、祝日のみ開館

「スフとすいとんの昭和」展

▼~22年3月31日
→戦争はありとあらゆる面で人びとに多大な惨禍をもたらし、くらしのすべてはくらしのすべては戦時体制に投げ込まれてしまう。綿の代わりに「スフ(ステープル・ファイバー、代用繊維)」、米の代わりに「すいとん(小麦粉などを団子のように固めた代用食)」と生活物資の極端な欠乏、厳しい監視社会、空襲と、先が見えない絶望的な日々が続く。同展では、衣食住それぞれにおける代用品の誕生と使われ方、当時の社会情勢について展示し、戦争がいかにくらしを破壊するものであるかを検証する


杉野学園衣裳博物館

☎/03(6910)4413
品川区上大崎4の6の19
10時~16時
日曜・祝日、12月25日~1月6日休み

刺繍―様々な装いにみる装飾―

▼9月27日~1月31日
→数ある手芸の中でも「刺繍」は、数千年前に人間が針と糸を手にしたときに初めて生まれた手芸ともいわれ、その起源を辿ることができないほど長きに渡り人々に受け継がれてきた。同展では、様々な種類の刺繍が施された展示品を通して、アジアとヨーロッパそれぞれの地域や民族衣装に見られる刺繍の違い、同じ刺繍の技法であっても民族衣装に見られる刺繍と装飾としての刺繍の違いなどを比較しながら紹介する


ギャラリー懐美館 代官山

☎/070(5452)7230
渋谷区恵比寿西1の31の14グリーンマンション1F
11時~19時(最終日~17時)
会期中無休

CAELLOW POPUP STORE

▼1月14日~23日 →山㟢則之・寺内まち子による革、布にオリジナルのプリントを施したバッグや小物を展示販売

手紡ぎ小箱

▼1月28日~30日/12時~18時
→素材・色合い・手触りにこだわり、様々な種類、色の羊毛を混ぜてオリジナルの糸を紡いだ手紡ぎ糸を展示販売。編みサンプルも展示"


Bunkamuraザ・ミュージアム

☎/050(5541)8600
東京都渋谷区道玄坂2の24の1
10時~18時(金・土曜~21時、入館30分前)
1月1日休み。土・日曜・祝日、1月24日~30日=要オンライン予約

ザ・フィンランドデザイン展 ― 自然が宿るライフスタイル

▼12月17日~1月30日
→大いなる自然に抱かれた北欧の国・フィンランド。その美しい自然からインスピレーションを得て生まれたデザインは、世界中で愛されている。同展では、マリメッコやフィンレイソンのテキスタイル、カイ・フランクのガラス工芸の他、陶磁器や家具など、1930-1970年代にデザイン・制作された日本でも人気の高いプロダクトともに、同時代の絵画などもあわせて展示し、フィンランドのデザインを多角的に紹介


文化学園服飾博物館

☎/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル
10時~16時30分(入館30分前)
日曜・祝日休み

民族衣装―異文化へのまなざしと探求、受容―

▼11月1日~22年2月7日
→世界では、それぞれの地域で多様な民族衣装が着られている。それは現代では誰もが理解しうる感覚であるが、情報が少なく世界が隔てられていた時代には、自分たちと異なる民族がどのような生活をし、どのような衣服を着ているのかを容易に知ることはできず、それを知ることは人々の好奇心を満たし、また重要な情報のひとつとなった。展示では、民族衣装が描かれた書物や、民族衣装の研究、フィールドワークなどに焦点を当て、ヨーロッパや日本において、アジアやアフリカの民族衣装がどのようにとらえられてきたのかを探る。またデザインやカッティングなどに民族衣装の影響を受けたヨーロッパのドレスを、元となった民族衣装とともに紹介する


次太夫堀公園

☎/03(3417)5911
世田谷区喜多見5の27の14
<次大夫堀公園民家園 消防展示小屋、旧秋山家住宅土蔵>
9時30分~16時30分(1月1日;10時30分~15時30分)
月曜、12月28日~31日休み

くらしの中の木綿

▼11月3日~1月1日
→木綿は、江戸時代から糸や着物などの布地、布団など、庶民の暮らしに欠かせない素材として親しまれてきた。同展では、主に世田谷地域の衣生活の観点から、木綿をとりまく文化を紹介する


ギャラリーおかりや

☎/03(3535)5321
中央区銀座4の3の5銀座AHビルB2F
11時~19時(最終日~17時)
会期中無休

17回蟻川工房のホームスパン展

▼1月26日~31日
→岩手県盛岡の蟻川工房に内弟子に入り31年になる伊藤聖子が代表を務める同工房のホームスパン作品展


新井画廊

☎/03(3574)6771
中央区銀座7の10の8
11時~19時(最終日~17時)
会期中無休

都竹麻里子展―染料と絵具の出会い―

▼1月10日~15日
→染料と絵具をメディアとして描いた絵画を展示


東京国立近代美術館

☎/03(5777)8600
千代田区北の丸公園3の1
10時~17時(金・土曜~20時、入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月1日休み

柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年

▼10月26日~2月13日
→柳宗悦の没後60年に開催される同展は、各地の民藝のコレクションから選りすぐった陶磁器、染織、木工、蓑、ざるなどの暮らしの道具類や大津絵といった民画のコレクションとともに出版物、写真、映像などの同時代資料を展示し、総点数400点を超える作品と資料を通して、民藝とその内外に広がる社会、歴史や経済を浮かび上がらせる。今回とりわけ注目するのは、「美術館」「出版」「流通」という三本柱を掲げた民藝のモダンな「編集」手法と、それぞれの地方の人・モノ・情報をつないで協働した民藝のローカルなネットワーク。民藝の実践は、美しい「モノ」の蒐集にとどまらず、新作民藝の生産から流通までの仕組み作り、あるいは農村地方の生活改善といった社会の問題提起、衣食住の提案、景観保存にまで広がった。「近代」の終焉が語られて久しい今、持続可能な社会や暮らしとはどのようなものか―「既にある地域資源」を発見し、人・モノ・情報の関係を編みなおしてきた民藝運動の可能性を「近代美術館」という場から見つめなおす


伝統芸能情報館

☎/03(3265)7411
千代田区三宅坂隼町4の1
10時~18時
12月29日~1月2日休み

<情報展示室>舞台の花鳥風月―装いの美―

▼10月2日~1月27日
→近世から現代まで日本で成り立ち、展開してきた芸能には、表象としての「花鳥風月」が採り入れられ、舞台を彩ってきた。自然の風景を描く舞台装置、四季の花々をあしらった衣裳、鳥や蝶など自然界の生き物を表現した小道具、そして、舞台の装いにそれらの美を採り入れる役者の姿に、「花鳥風月」の精神性が見いだされる。同展では、文献や錦絵、楽屋の模様、衣裳や鬘、装身具、舞台写真等を通して、舞台の花鳥風月の世界を紹介


古代オリエント博物館

☎/03(3989)3491
豊島区東池袋3の1の4サンシャインシティ文化会館7F
10時~16時30分(入館30分前)
12月27日~1月3日休み

【クローズアップ展】北イラクのマイノリティを訪ねて

▼12月18日~1月31日
→現代中近東には、キリスト教を奉じるアッシリア人をはじめ、クルド人やヤズィーディーなど、今なお独自の文化習俗と信仰を守り続ける人々が暮らしている。同展では、彼らの実生活を撮影してきた田村公祐氏の写真や彼らの手で作られた衣装などを通して、中近東世界の多様性を反映するマイノリティの伝統文化を紹介する


弥生美術館

☎/03(3812)0012
文京区弥生2の4の2
10時~16時30分(入館30分前)
月・火曜(祝日の場合開館)、12月27日~1月3日休み ※オンライン予約必要

谷崎潤一郎をめぐる人々と着物~事実も小説も奇なり~

▼10月2日~1月23日
→小説家・中河與一が谷崎潤一郎の生涯を書いた作品「探美の夜」に添えられた田代光の挿絵(初公開原画数十点)を用いて、谷崎の人生を辿りつつ、谷崎文学の登場人物のモデルになった人々に焦点を当て、紹介していく。彼等が着用した着物や装飾品の数々も展示する。さらに、彼等をモデルとして創作された作品の登場人物の装いを、アンティーク着物で再現した。谷崎は着物にこだわりの強い作家で、衣裳は登場人物たちのキャラクター表現の一端を担っている。社会の枠におさまりきらず、世間から非難と好奇の目で見られることも多かった谷崎の生涯、モデルになった人々、そして悪魔的な文学の魅力を、着物と挿絵で堪能させる


伝統工芸青山スクエア <情報展示室>

☎/03(5785)1301
港区赤坂8の1の22赤坂王子ビル
11時~19時(最終日~18時)
12月29日~1月3日休み

2021年度 全国伝統的工芸品公募展優秀作品展 ~暮らしの中で輝く!伝統工芸品たち~

▼12月17日~1月6日
→伝統工芸品の作り手から作品を公募する「全国伝統的工芸品公募展」より、2021年度の開催にて入賞・入選した作品を展示販売する


サントリー美術館

☎/03(3479)8600
港区赤坂9の7の4東京ミッドタウンガーデンサイド
10時~18時(金・土曜~20時、入館30分前)
火曜休み(3月22日開館)

よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―

▼1月26日~3月27日
→正倉院宝物とは、奈良・東大寺の倉であった正倉院正倉に伝えられた約9千件におよぶ品々である。聖武天皇ゆかりの品をはじめ、その多くが奈良時代の作で、調度品、楽器、遊戯具、武器・武具、文房具、仏具、文書、染織品など多彩な分野にわたる。中には、西域や唐からもたらされた国際色豊かな品々も含まれるなど、天平文化華やかなりし当時の東西交流もうかがい知ることができる。しかし、1300年近くという長い時代を経て今日にいたる正倉院宝物は、きわめて脆弱であるため、毎年秋に奈良で開催される「正倉院展」で一部が展覧される以外はほとんど公開されていない。正倉院宝物の模造製作は、明治時代に奈良・東大寺で開催された奈良博覧会を機に始められた。明治時代後半より、宮内省正倉院御物整理掛のもとで、模造製作は修理と一体の事業として取り組まれたが、1972年からは宝物を管理する宮内庁正倉院事務所によって宝物の材料や技法、構造の忠実な再現に重点をおいた模造製作が行われるようになる。以来、人間国宝ら伝統技術保持者の熟練の技と最新の調査・研究成果との融合により、優れた作品が数多く生み出されてきた。同展は、これまでに製作された数百点におよぶ再現模造作品の中から、選りすぐりの逸品を一堂に集めて公開するもので、再現された天平の美と技に触れるとともに、日本の伝統技術を継承することの意義を学ぶ


東京都庭園美術館

☎/03(3443)0201
港区白金台5の21の9
10時~18時(入館30分前)
第2・第4水曜休み(祝日の場合翌休)

奇想のモード―装うことへの狂気、またはシュルレアリスム―

▼1月15日~4月10日
→20世紀最大の芸術運動であったシュルレアリスムは芸術の枠を超えて、人々の意識の深層にまで影響力を及ぼした。革新的な意匠を生み出し、時代を先駆けようとする優れたクリエーターたちの表現は、時にシュルレアリスムの理念と重なり合うものであり、モードの世界にもシュルレアリスムに通底するような斬新なアイデアを垣間見ることができる。一方、シュルレアリストたちと親交のあったエルザ・スキャパレッリは、シュルレアリスムの潮流のなかで示された特異な感覚を、モードの世界に積極的に取り込んでいった。またシュルレアリストたちは、帽子や靴、手袋といったファッションアイテムを霊感の源として、絵画や写真、オブジェといった作品のなかに生かした。衣裳へのトロンプ・ルイユ(だまし絵)的なイラストの導入や、内側と外側の意識を反転させたようなデザインなど、シュルレアリスムを契機として出現したユニークな発想力は、まさに「奇想のモード」として今日にまで影響を与え続けている。同展ではさらに、シュルレアリスムの感性に通ずるような作品群にも注目し、現代の私たちからみた<奇想>をテーマに、17世紀の歴史的なファッションプレートからコンテンポラリーアートに至るまでを、幅広く展覧する。シュルレアリスムがモードに与えた影響をひとつの視座としながら、その自由な創造力と発想によって、モードの世界にセンセーションをもたらした美の表現に迫る


サロン・ド・フルール

☎/03(5485)8748
港区南青山5の7の25ラ・フルール南青山1F
11時~18時(最終日~17時)
会期中無休

暮らしのクラフトゆずりは

▼1月25日~30日
→青森・秋田・岩手3県をはじめ東北の手仕事を紹介


根津美術館

☎/03(3400)2536
港区南青山6の5の1
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

文様のちから―技法に託す―

▼1月8日~2月13日
→工芸品の文様は作品の外形と調和して、得も言われぬ魅力を醸し出す。作り手は、文様をあらわすために最も適した技法を考案・選択する一方で、技法の特性を生かした文様表現を行ってきた。技法と文様は生み出し、生み出される相対関係にありながら、しかも一体となって作品世界を作り上げる、いわば「相即不離」の関係にあるといえる。同館では、2010年以来となる染織品を主要なテーマとした展覧会。「文様から技法を探る」「技法から文様を探る」の二つのテーマを設け、染織品と共に陶磁器、漆工品、金工の作品を通して両者の関係に迫る。文様と技法が一体となって作り上げる作品世界を紹介する。「茶地立涌雪持松模様縫箔」(桃山~江戸時代・17世紀)、「紅浅葱段籠目草花模様唐織」(江戸時代・19世紀)などを展示


日本民藝館

☎/03(3467)4527
目黒区駒場4の3の33
10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

美の標―柳宗悦の眼による創作―

▼1月10日~3月20日
→柳宗悦が蒐めた同館所蔵品は、時代や産地、用途などが異なりながら同一の美しさで通底している。柳はその美を「不二美」「美醜なき美」などと呼び、「美の標準」として広く真価を問った。同展では同じ美の源泉から多種多様な姿で顕れた「美の標準」を展観する。それらは初期の茶人達が見立てた井戸茶碗と同様、柳の眼による創作といい得るという視点からの所蔵品展


PLAY! MUSEUM

☎/042(513)9625
東京都立川市緑町3の1GREEN SPRINGS W3
10時~17時(休日~18時、入館30分前)
12月31日~1月2日休み

柚木沙弥郎 life・LIFE

▼11月20日~1月30日
→染色家でアーティストの柚木沙弥郎(1922年~)の、型染で布に模様を大胆に染めた染色作品をはじめ、版画や絵画、立体、絵本など、70年を超す創作活動は今日も続いています。近年ではIDÉEや京都のACE HOTELとのコラボレーションなど、世代を超えて注目を集めている。同展では、柚木の作品を見て、見つめて、ワクワクする場。「life・LIFE」、すなわち「くらし」と「人生」がテーマ。日々のくらしを豊かに彩ること。そしてコロナに見舞われた今日、人生をいかに大切に生きるか。いずれも「くらし」と「人生」を全身で感じ、謳歌する、1990年代から手掛ける愉快な絵本作品の原画約80点と、紙粘土と布で作られたユーモラスな約20点の人形たち、そして約50点の色とりどりの大きな布が織りなすダイナミックな展示空間を構成する


東京家政学院生活文化博物館

☎/042(782)9814
町田市相原町2600
9時30分~16時30分
土・日曜、祝日、1月27日~1月7日、2月1日休み。要事前予約

新たな出発点―東京家政学院生活文化博物館の30年―

▼11月8日~2月4日
→開館30周年も過ぎ、これまでの展示活動を振り返り、過去の特別展にまつわる竹籠、秤類、江戸時代の版本、中央アンデスの染織品、料理標本(食品サンプル)、オートクチュールドレス、着尺地、打掛、民族衣装、レースなどの資料を展示



益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

☎/0285(72)7555
栃木県芳賀郡益子町益子3021
9時30分~16時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月25日~1月1日休み

藍より青く 栃木県文化功労者受章記念 日下田正展

▼10月10日~1月10日
→日下田正は江戸時代から続く紺屋に生まれた。父、日下田博が守ってきた伝統の型染だけではなく、昭和の初期まで益子で栽培され絶えてしまった茶綿を再び栽培し、茶綿を藍染して、これまでにない滋味あふれる「益子木綿」を作り上げた。さらに、草木染で綿花を様々な色に染めて紡いだ“混じり糸”で織り上げ、まるでアイルランドのドニゴールツイードを想起させるような、表情豊かな綿の世界を生み出した。同展では日下田紺屋を継ぐ日下田正の新たな創作の挑戦を紹介する


群馬県立日本絹の里

☎/027(360)6300
群馬県高崎市金古町888の1
9時30分~17時
火曜、12月27日~1月5日(1月3日開館)休み

齋藤定夫展 ~伊勢崎に機の音を鳴らし続ける~

▼12月18日~2月6日
→伊勢崎絣の生産工程の全てを自ら行い、「括り絣」や「板締め絣」の技法で糸を染め分け、手織りならではの技術で繊細な織物の意匠を追求している齋藤定夫の作品を紹介。齋藤定夫は、1943年伊勢崎の機屋に生まれ、14歳頃から家業を手伝うようになり、23歳で織物職人として独立。従来分業制であった伊勢崎絣の生産工程の全てを自ら行う


シルク博物館

☎/045(641)0841
横浜市中区山下町1
9時30分~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月27日~1月3日休み

シルキーウィンターフェスティバル たのしいかいこの発表会

▼12月11日~1月16日
→かいこの観察記録やまゆ人形など子どもたちの作品を展示


女子美アートミュージアム

☎/042(778)6801
神奈川県相模原市南区麻溝台1900女子美術大学10号館1F
10時~17時(入館30分前)
日曜、祝日休み(10月25日開館)

2021年度女子美術大学退職教員記念展

▼1月12日~28日
→テキスタイルでは渡邊三奈子(芸術学部デザイン・工芸学科工芸専攻)が出品


-GALLERY- john

☎/080(5389)5005
神奈川県鎌倉市材木座1-6-22
11時~19時
水曜休み

色と花の造形と型染めの服部模様展

▼1月22日~1月30日
→服部模様店は花をモチーフにした造形遊び、西洋の文化から影響を受けたテイストと和のエキゾチックな世界観を目指してきました。この展示では花のイラストが造形になるまで、またその造形が『型染め』で模様になる様子を見ることができます。
(在廊日:22・23・28・30日 時間はインスタグラムにて)
服部模様店』instagram:@hattori_pattern_shop


石川県立美術館

☎/076(231)7580
金沢市出羽町2の1
9時30分~18時(入館30分前)
12月29日~1月3日休み

近現代工芸 優品選Ⅱ

▼12月9日~1月23日
→染織は、水野博作《友禅訪問着「創生」》を展示


印傳博物館

☎/055(220)1621
甲府市中央3の11の15印傳屋本店2F
10時~17時
1月1日・2日休み

印傳の模様―漆で描く

▼11月20日~2月27日
→高度経済成長期に服装や生活様式が徐々に変化し、大胆かつ斬新な模様が好まれるようになり、印傳屋のバックや小物の模様にも小紋だけでなく流行が取り入れられた。昭和40年頃の製品の中に和洋折衷の試みとして浮世絵を模した印傳が遺され、これらの模様は現在「印傳の漆絵」に活かされている。印傳の漆絵は、江戸時代の浮世絵や挿絵をもとに様々な風俗が描かれており「麦湯店」「凧の卸売り」「粟餅屋」「白酒売り」「油売り」「舌切り雀売り」「醤油売り」といった当時の珍しい物売りの様子や庶民の生活する姿を見ることが出来ます。平面上の絵画での漆による繊細な点や線の表現が叶い、見所の一つ


岡谷蚕糸博物館シルクファクトおかや

☎/0266(23)3489
長野県岡谷市郷田1の4の8
9時~17時(最終日~16時)
水曜(祝日の場合翌休)、12月29日~1月3日休み

信州の作家展Part3 小岩井紬工房 伝統を繋ぐ・紡ぐ・織る

▼11月18日~2月13日
→長野県各地域には、シルク作品を制作している染織作家が活躍している。創業以来変わらぬ手織りで上田紬を織り続ける小岩井紬工房三代目カリナ・良馬姉弟の紬の魅力と色彩の世界を紹介する


松本民芸館

☎/0263(33)1569
長野県松本市里山辺1313の1
9時~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月29日~1月3日休み

「藍」染・織物展

▼9月18日~3月13日
→かつて日本人の生活に溶け込んでいた色「藍」に焦点を絞り、染・織物や、無名の職人が作った庶民の普段着など、生活に潤いやぬくもりを感じる品々を展示


静岡市立芹沢銈介美術館

☎/054(282)5522
静岡市駿河区登呂5の10の5
9時~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

ジャパン・ブルー―藍のある暮らし―

▼1月4日~3月21日
→収集品の中でも特に人気がある日本の藍染め。被衣(かつぎ)、夜着、火消衣装、刺子の労働着、風呂敷や油単、のれん、馬飾りなど、藍染の名品150点を一挙公開。「鶴亀松竹梅文のれん」「寿の字のれん」など、新年をあたたかくお祝いする芹沢銈介の代表作60点もあわせて展示する


愛知県美術館ギャラリー

☎/052(971)5511
名古屋市東区東桜1の13の2愛知芸術文化センター8F
10時~18時(金曜~20時)
月曜休み

第8回日展

▼1月26日~2月13日
→日本最大規模の総合公募展「日展」の京都巡回展。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門を設け、全国を巡回する基本作品と東海の地元関係作品を展示


一宮市博物館

☎/0586(46)3215
愛知県一宮市大和町妙興寺2390
9時30分~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月4日休み

墨コレクション 舶来の布の装い

▼11月30日~2月13日
→黒呉呂地石畳模様剣片喰紋陣羽織、緋ビロード地唐草模様腰差煙草入などを展示


豊田市民芸館

☎/0565(45)4039
愛知県豊田市平戸橋町波岩86の100
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

柳宗悦と民藝運動の作家たち(日本民藝館巡回展)

▼10月26日~1月31日
→大正末期、宗教哲学者の柳宗悦によって主導された民藝運動。それは、暮らしの中で民衆が用いる日常品に至上の美を見出し、それらに「民藝」という言葉を冠して、従来にない新しい美意識を提示したものであった。この日本発の独創的な工芸運動は、柳を軸にバーナード・リーチ、河井寬次郎、濱田庄司といった陶芸作家との交友のなかで確立され、飛躍していく。同展は、日本民藝館創設80周年特別展のひとつとして2017年(平成28年度)に日本民藝館で開催された展覧会を再構成したもの。民藝美に触発され、柳とともに民藝運動を推進した作家たち約20名の作品を紹介



京都国立近代美術館

☎/075(761)4111
京都市左京区岡崎円勝寺町26の1
9時30分~17時(金・土曜~20時、入館30分前)
月曜(1月10日を除く)、12月28日~1月3日休み

上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー

▼11月16日~1月16日
→ウィーンと京都で活躍したデザイナー、上野リチ・リックス(Felice [Lizzi] Rix-Ueno, 1893 – 1967)の世界で初めての包括的な回顧展。芸術爛熟期のウィーンに生まれたリチは、ウィーン工芸学校卒業後、ウィーン工房の一員として活躍し、日本人建築家・上野伊三郎との結婚を機に京都に移り住む。第二次世界大戦前はウィーンと京都を行き来しながら、壁紙やテキスタイルなどの日用品や室内装飾など多彩なデザインを手がけた。戦後は夫とともに、現在の京都市立芸術大学の教授となり、退職後はインターナショナルデザイン研究所を設立して、後進の育成にも尽力し、大きな足跡を残している。同展では、京都国立近代美術館が所蔵する多くのリチ作品に加え、オーストリア応用芸術博物館/現代美術館(ウィーン)など国内外の機関からリチそして関連作家の作品・資料を招来し、約370件によって、色彩豊かで創造力あふれるリチの魅力あるデザイン世界の全貌を紹介


京都市美術館(京都市京セラ美術館)

☎/075(771)4107
京都市左京区岡崎円勝寺町124<別館>
9時~17時(入館30分前)
月曜休み

第8回日展

▼12月18日~1月15日
→日本最大規模の総合公募展「日展」の京都巡回展。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5部門を設け、全国を巡回する基本作品と京都・滋賀の地元関係作品を展示


ギャラリー翔

☎/075(724)8154
京都市左京区北山通下鴨中通東入ル北側
11時~18時(最終日~17時)
会期中無休

アートふくろう展

▼1月8日~16日
→絵画、陶器、木工、染色、ガラスなどの作品展示


ギャラリー恵風

☎/075(771)1011
京都府京都市左京区聖護院山王町21-3
12時~19時
月曜休み(最終日~18時)

新春企画展 三橋遵展「雨降るところ」

▼1月27日~2月6日


ギャラリーギャラリー

☎/075(341)1501
京都市下京区河原町通四条下ル東側寿ビル5F
12時~19時(最終日~17時)
木曜休み

河原林美知子展

▼1月8日~23日
→ファイバーアート

梅田香織展

▼1月28日~2月13日
→ファイバーアート


京都絞り工芸館

☎/075(221)4252
京都市中京区油小路通御池下ル
9時~17時
不定休

華麗なる京絞りの世界

▼1月5日~5月5日
→北斎の代表作であり世界でも有名な絵画、「凱風快晴」をモチーフに、丹後ちりめんのシルク生地に、京都の絞り職人が緻密な総鹿の子絞りを駆使して完成させた巨大な几帳「北斎赤富士」(横幅6.5mx高さ3m)を展示


京都文化博物館

☎/075(222)0888
京都市中京区高倉通三条上ル東片町623の1
10時~19時30分(入館30分前)/ギャラリーは10時~18時(最終日~16時)
月曜(祝日の場合翌休)、12月27日~1月3日休み

創業200周年記念 フィンレイソン展―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―

▼10月9日~1月10日
→Finlayson(フィンレイソン)は寝具等のデザインや生産を手掛ける、北欧フィンランド最古のテキスタイルブランド。北欧の自然や植物、文化に着想を得たデザインは、200年以上の歴史を重ねても決して色褪せることがない。伝統を守りながらも常に新しいものを追い求め、作家トーベ・ヤンソンによる世界的キャラクター・ムーミン模様の生地の製作にも取り組んでいる。設立以来、フィンレイソンは質の高い製品を通じて、国内外のひとびとに最高の住まい方を提案し続けています。本展では1800年代の見本帳や製品をはじめ、1900~2000年代の代表的なデザイン、布や原画などの資料から、北欧の暮らしに根差したテキスタイルブランドの歴史とデザインを紐解く

Kyoto Art For Tomorrow 2022―京都府新鋭選抜展―

▼1月22日~2月6日
→新鋭作家による卓抜した創造性・技術を備えた作品を紹介

工芸、ここが素敵!

▼1月29日~3月27日
→工芸の「ここが素敵!」と思うポイントを鑑賞しながら、魅力を深堀りする


染・清流館

☎/075(255)5301
京都市中京区室町通錦小路上ル明倫ビル6F
10時~18時(入館1時間前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

宇宙を言祝ぐ 八幡はるみ

▼1月21日~2月13日
→動植物のスケッチから模様を生み出す日本の伝統的な染色のあり方を踏まえつつ、生地の柔軟性を生かして与えた形態から染模様を導き出す「シャイプド・ダイ」に先駆的に取り組み、コンピュータによる画像加工やインクジェットプリントなど新しい技術を果敢に取り入れ、華やかで独創的な作品世界を形作ってきた染色作家で、この3月で瓜生山学園京都芸術大学教授を退任する八幡はるみの創作の軌跡をたどる作品展


京都国立博物館

☎/075(541)1151
京都市東山区茶屋町527<平成知新館>
9時30分~17時(金・土曜~21時、入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

新収品展

▼1月2日~2月6日
→2019年度から2020年度にかけて新たに収集した絵画、書跡、染織、漆工、金工、陶磁など様々な分野の作品約40件を展示



the three konohana

☎/06(7502)4115
大阪市此花区梅香1の23の23の1F
12時~19時
月曜~水曜、1月17日~26日休み

加賀城 健「Manipulation/Interchange]」

▼1月6日~2月13日
→金沢美術工芸大学の専任教員である加賀城は、作家としての自らの姿勢を後進に示そうとする中で、感覚的な制作手法を抑え、論理的にそれを選択する意識が高まったと言う。彼がいま強く関心を寄せているのは、以前より彼の制作テーマの一つであった「他力」と呼ばれる領域を、より積極的に作品に取り込むこと。彼の作品を構成する主な素材である布や染料としての水、糊などの性質を、実験と観察を幾度と重ねて理解することは以前より大切にしていたが、作品制作において自身が取り組む領域と、自然の現象に委ねる領域を、いかに理知的に定めていくかに思考を向けている。近年の作品は染色技法のレイヤーが複雑化し、表層的には制作のプロセスが捉えにくい視覚構成になっており、加賀城の積極的な手技による経験の再構築と研究意欲が随所に垣間見られる。同展は、前期の2週間と後期の3週間それぞれに、最新作を中心に展示手法や作品の形状が異なる2種類の個展形式で構成する


逸翁美術館

☎/072(751)3865
大阪府池田市栄本町12の27
10時~17時(入館30分前)
月曜休み

千家と十人の職方(マイスター) ―逸翁コレクションより―

▼1月15日~3月13日
→利休を祖とする千家は、後に表千家、裏千家、武者小路千家の三家に分家し、現代へと利休の茶の湯を継承する家となっている。この千家の茶の湯を支えるのが、十人の職方、通称・千家十職と呼ばれる職人の集団。千家十職とは、千家と縁を結び、特別に出入りを許された、茶の湯の道具を製作する十の職家のこと。土風炉・焼物師の永樂家、釜師の大西家、表具師の奥村家、竹細工・柄杓師の黒田家、指物師の駒澤家、袋師の土田家、金物師の中川家、塗師の中村家、一閑張細工師の飛来家、樂焼・茶碗師の樂家の十家それぞれの家が、代々の当主によって伝統や技術が守り伝えられている。家元の好み物の製作や、依頼を受けて製作する数々の茶道具類は、流派を越えて茶人なら1つは手に入れてみたいと思う憧れの道具。同展では、三千家にまつわる作品と、十職の手になる道具類を、所蔵品の中から展示し、千家と千家を支える十人の職方が生み出す茶の湯の美の世界を紹介


国立民族学博物館

☎/06(6876)2151
大阪府吹田市千里万博公園10の1
10時~17時(入館30分前)
水曜休み(祝日の場合翌休)

躍動するインド世界の布

▼10月28日~1月25日
→インドを中心とする南アジア世界において、布は時と場所、使途に応じて、あるいは宗教的規範や社会的慣習によって、用いられるかたちや色、文様が異なり、その扱われ方も場面ごとに明確に定められている。 インドにおける布は、衣装としてだけではなく、人生儀礼における贈与や、神がみへの奉納、社会運動でのシンボルといった多様な役割を担っている。人びとは場面に応じて多種多様な布のなかから目的や機能に適したものを選び、使い分けている。そのような人びとと布の多様な関係性は、多宗教、カースト制度、数百を超える言語といったインド社会の特質と深く結びついている。同展ではインド社会をつくりだしている人びとの営みを多彩な布とともに紹介する


明石市立文化博物館

☎/078(918)5400
兵庫県明石市上ノ丸2の13の1
9時30分~18時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

明石の布団太鼓

▼12月16日~1月16日
→明石の秋祭りを彩る布団太鼓は、江戸時代からの歴史を持っている。市内には約40台の布団太鼓が現存しており、その中には明石の伝統的要素を残したものもある。同展では、現存する明石の布団太鼓を写真パネルで紹介するとともに、新調などにより今は見ることのできない高欄掛や水引幕等を展示し、明石に脈々と受け継がれてきた伝統文化の歩みを紹介


赤穂市立有年考古館

☎/0791(49)3488
兵庫県赤穂市有年楢原1164の1
10時~16時(入館30分前)
火曜休み

染の形紙―紺屋・松岡家―

▼10月27日~1月10日
→同館を創設した松岡秀夫氏の生家は、江戸後期から大正時代まで紺屋(染物屋)を営んでいた。 そのため、有年考古館にはそのときに使用されていた染形紙が600枚以上存在している。染形紙には浴衣や布団地、裃に使用される細かな文様が彫り込まれており、 美しい伝統文様と同時に高度な職人の技術を知ることができる。形紙には伊勢(三重県)のほか、播州三木で製作されたものも多く存在しており、 当時の文様の流行や有年地区で好まれた文様の傾向なども知ることができる。 同展では染の形紙と紺屋としての松岡家を紹介し、そこからわかる有年地区の歴史と特徴を紹介


三木市立みき歴史資料館

☎/0794(82)5060
兵庫県三木市上の丸町4の5(三木城址南)
10時~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月4日休み

地域の史料たち5~三木の染め型紙~

▼11月6日~1月16日
→藍染めの道具である型紙は、江戸時代の三木の名産だったが、近年まで地域で忘れられた産業となっていた。昭和の終わり頃から三木の人々が再発見し、資料として収集・保存したことで、その存在が知られるようになった。「新三木市史」の編さんに当たり、成果を掲載できるよう調査・研究を進めている。同展では、江戸時代後期から明治時代初め頃の型紙と三木との関係を表す近世以降の史料を展示することで三木の型紙の歴史や技法、デザインについて紹介


和歌山県立博物館

☎/073(436)8670
和歌山市吹上1の4の14
9時30分~17時(入館30分前)
月曜、12月29日~1月3日休み

和歌山と皇室―宮内庁三の丸尚蔵館名品展―

▼12月4日~1月23日
→三の丸尚蔵館が引き継いだ皇室コレクションの中から、和歌山県にゆかりのある作家による絵画や工芸品、そして県内の名勝地を主題とした作品を紹介する。染織では、紫天鵞絨地花文刺繍卓被が出展



香川県立ミュージアム

☎/087(822)0002
高松市玉藻町5の5
9時~17時(金曜~19時30分、入館30分前)(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

第68回日本伝統工芸展香川展

▼1月2日~16日/会期中無休
→昭和29年に創設された伝統工芸界最大規模の公募展で、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門で構成。人間国宝の作品をはじめ、受賞作、地元四国の工芸作家の入選作品などを展示

高松松平家と県立工芸学校

▼1月2日~2月27日
→明治31年(1898)「勧業知事」と呼ばれた徳久恒範県知事のもと、香川県工芸学校(明治34年香川県立工芸学校と改称)が設立された。その後、戦前期を通じて、工芸学校関係者が制作した作品が松平家へ納められている。同展では、それらを通して、工芸学校と松平家との関係や作品制作の背景について考える



福岡市美術館

☎/092(714)6051
福岡市中央区大濠公園1の6
9時30分~17時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

シンガポール・スタイル:1850-1950 リー・コレクションとクスマ・コレクションより

▼1月19日~3月27日
→シンガポールのリー・キップリー夫妻は、アジア染織のコレクターとして知られている。2015年度にリー夫妻より寄贈された東南アジアの衣装などを、受贈を記念して紹介。リー夫妻寄贈の上着に、インドネシア染織のコレクター、エイコ・アドナン・クスマより1998年度に寄贈されたバティックを取り合わせて展示する。シンガポールなど東南アジアで花開いたファッションの世界を紹介


熊本県伝統工芸館

☎/096(324)4930
熊本市中央区千葉城町3の35
9時~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)

岡村美和「染の仕事展」

▼1月3日~10日

創作人形と古布のおまつり 細川尚郷作品展

▼1月12日~16日

夢彩展

▼1月18日~23日
→きものリメイク

大島紬 匠の技展

▼1月25日~30日 →鹿児島県絹織物工業組合の展示

トルコのキリム展

▼1月25日~30日


八代市立博物館未来の森ミュージアム

☎/0965(34)5555
熊本県八代市西松江城町12の35
9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

小袖の美 武家女性の装い

▼1月18日~3月12日
→八代城主松井家の女性たちが着用した小袖や打掛を展示。小袖は現代のキモノの原形です。武家の女性たちは、古典文学を連想させる文様のキモノが大好きであった。それらは、総模様や御所解文様などと呼ばれ、美しい自然の風景や草花が、細やかな刺繍や染めで表されている。我が国の染織文化の豊かさを見ることができる江戸後期のものを中心に美しい小袖、振袖、帷子などを紹介する


那覇市民ギャラリー

☎/098(867)7663
那覇市久茂地1の1の1パレットくもじ6F
10時~19時(最終日~17時)
会期中無休

第62回沖縄県立首里高等学校染織デザイン科卒業作品展そめおり展

▼1月25日~30日
→染織・花織による着尺、パネル作品、その他


那覇市歴史博物館

☎/098(869)5266
那覇市久茂地1の1の1パレットくもじ4F
10時~19時
木曜休み

松竹梅の紅型衣裳/王家の宝刀

▼1月7日~2月2日