11月の展覧会

【11月の全国の染織関連の展覧会開催情報】
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エリア

北海道/◆東北/◆東京/◆関東・中部/◆京都/◆近畿/◆中国・四国/◆九州・沖縄
(開催の多い地域は都道府県で表記)
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北海道

北海道立近代美術館

御大典記念 よみがえる正倉院宝物―再現模造による天平の技
▼9月15日~11月7日
→正倉院に納められた数々の宝物。その魅力を多くの人に伝え、卓越した技術を伝承するため、当初の姿を再現する模造製作が、明治時代より行われてきた。人間国宝らによる技と最新の科学的調査により再現された逸品を展覧

☎/011(644)6811
札幌市中央区北1条西17

9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

北海道博物館

アイヌのくらし―時代・地域・さまざまな姿
▼10月16日~12月12日
→今回、近年のアイヌ史・アイヌ文化研究の蓄積を踏まえ、工芸品を軸に据えつつ、それらが生み出された背後にどのような人びとの暮らしがあったのかをテーマとして展示する。アイヌ文化は北海道・樺太・千島に閉じていたわけではなく、近世以来、本州産の各種宝物の流通、アイヌの人びとが作り出した品物の本州への流通も相当な規模に及んでいたことが知られている。同展では、そのような側面にも焦点を当て、近世・近代以降の政治社会情勢の中を生きたアイヌの人びとのあゆみをする紹介

☎/011(898)0466
札幌市厚別区厚別町小野幌53の2

9時30分~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

ギャラリー大通美術館

手作り工房遊作品展
▼11月2日~7日
→古布を使った作品など

☎/011(231)1071
札幌市中央区大通西5の11大五ビル1F

10時~18時(最終日~17時)
会期中無休

▲北海道
▼東京

東北

弘前市立博物館

きもの~装いの美・美は喜び~
▼10月2日~11月14日(前期)、11月20日~12月19日(後期)
→武家の女性の装いを中心に裃・陣羽織など江戸時代の装束を幅広く紹介。また、郷土ゆかりの津軽こぎん刺しも併せて展示する

☎/0172(35)0700
青森県弘前市下白銀町1の6

9時30分~16時30分(入館30分前)
10月18日休み

宮城県美術館

宮内庁三の丸尚蔵館所蔵 皇室の名品展 皇室の美-東北ゆかりの品々
▼9月18日~11月7日
→明治天皇は、明治9年(1876)および14年(1881)の2回にわたって東京から陸路を進んで東北各地を巡幸した。この巡幸は、皇室と東北地方の人々の距離を縮め、互いの存在を強く意識するきっかけになった。その後、歴代天皇や宮家の方々の御訪問、また秩父宮雍仁親王との深い御縁など、皇室と東北各地を繋ぐ様々な縁が、宮内庁三の丸尚蔵館の収蔵品の数々にうかがえる。同展では、東北各県にゆかりのある作家や作品を中心に、各地域の伝統的な技術による工芸品も含めて、皇室と東北の各地との絆を伝える品々を紹介する。このほかにも、江戸時代の京都御所で飾られた屏風、明治以降の宮殿などの室内装飾品や皇室行事で用いられた大作、作家の代表作も展示する

☎/022(221)2111
仙台市青葉区川内元支倉34の1

9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

東北歴史博物館

染めの型紙
▼7月6日~12月5日
→かつては女性が家で機を織り衣服を自給していたが、布に文様を染める場合には村の染物屋に頼んだ。文様染めの方法には友禅染め,絞り染めなどがあり、なかでも広くおこなわれたものとして、図案を切り抜いた型紙の上に糊を載せて防染する型染めがあった。型紙を使うことで自由な形や細かな文様を繰り返し染めることができるが、これを彫るには高度な技術を必要とする。そのため、伊勢、京都、江戸といった特定の産地が形成され、そこで生産されたものが全国各地の染物屋に流通していた。
同展では、宮城の染物屋に残された型紙を紹介する

☎/022(368)0101
宮城県多賀城市高崎1の22の1

9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

山形県立博物館

紅と藍―くらしを彩る―
▼9月25日~12月12日
→山形県の県花「紅花」は、日本遺産、日本農業遺産の相次ぐ認定が示すとおり、山形が誇る伝統文化であり、かつて山形を支えた伝統産業。日本古来の伝統色「紅色」「藍色」は、特に江戸時代中期以降、富裕層のみが手にすることができた「紅色」に対し、庶民の日常まで普及していたのが「藍色」である。ともに山形で生産されながら、「紅花」は豪商の手を経て上方や江戸で加工された後に全国規模で流通し、山辺を主な産地とする「葉藍」は地元で人々のくらしを支えていた。同展は、山形の伝統的染色文化を歴史的・民俗的視点で紹介するほか、伝統色の不思議にも科学的視点で迫り、今も昔も変わらず私たちの「くらしを彩る」文化に注目する

☎/023(645)1111
山形市霞城町1の8

9時~16時30分(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、11月16日休み

酒田夢の倶楽・華の館

浪漫をたどる紅花展
▼11月6日~12月13日
→江戸時代から明治初期まで、口紅や着物染めの原料となる紅花は珍重された。東北各地で栽培されていたものの、とりわけ村山地方の最上紅花は品質が良いうえに生産量も豊富で、全国的にも知られた産地だった。紅花は最上川舟運でいったん酒田で陸揚げし、北前船の日本海西廻り海運に乗せられて、その多くがはるばる京都・大阪へと渡った。同展では紅花染めの作品を展示。スカーフやハンカチ、ストラップなど販売品も出品

☎/0234(22)1223
山形県酒田市山居町1の1の20

9時~18時
会期中無休

米沢市上杉博物館

上杉家伝来能面・能装束ー語りはじめた面袋ー
▼10月9日~12月8日
→上杉氏は、遠祖藤原鎌足以来その系譜を引く、貴族であった勧修寺流藤原氏の出身。鎌倉時代、武士としての歩みを始めた。 そして、関東管領の職と上杉の姓を継承した上杉謙信、その生家である越後守護代長尾氏も勢力拡大のために朝廷や室町幕府の権威を必要とした。また、米沢藩主となった上杉氏も、格式化された幕藩体制下の大名として、朝廷や江戸幕府への儀礼は欠かせないものだった。その歴史の中で、古文書や美術工芸品など上杉氏にもたらされた武家と公家の文化を検証していく。同時に上杉家伝来の絵画、文芸書、刀剣、装束などの優品を一堂に展示

☎/0238(26)8001
山形県米沢市丸の内1の2の1

9時~17時(入館30分前)
10月27日、11月24日、12月6日休み

福島県立博物館

ふくしま 藁の文化~わらって、すげぇんだがら~
▼10月9日~12月19日
→米づくりと共に生み出される藁は、多様な道具に使われる身近な素材である一方、しめ飾りにも使われるように神聖なものでもあった。大わらじや俵引き、村境を守るわら人形など、巨大なわら製品を作る祭りや行事は県内に広く見られる。同展では、わらを用いた多様な資料から、豊かな藁の文化をご紹介する。同館が誇る「東日本のわら人形コレクション」も一挙公開

☎/0242(28)6000
福島県会津若松市城東町1の25

9時30分~17時
月曜(祝日の場合翌休)、祝日の翌日休み

▲東北
▼関東・中部

東京

昭和のくらし博物館

「スフとすいとんの昭和」展
▼~22年3月31日
→戦争はありとあらゆる面で人びとに多大な惨禍をもたらし、くらしのすべてはくらしのすべては戦時体制に投げ込まれてしまう。綿の代わりに「スフ(ステープル・ファイバー、代用繊維)」、米の代わりに「すいとん(小麦粉などを団子のように固めた代用食)」と生活物資の極端な欠乏、厳しい監視社会、空襲と、先が見えない絶望的な日々が続く。同展では、衣食住それぞれにおける代用品の誕生と使われ方、当時の社会情勢について展示し、戦争がいかにくらしを破壊するものであるかを検証する

☎/03(3759)1808
大田区南久が原2の26の19

10時~17時
※金~日曜、祝日のみ開館

文化学園服飾博物館

"民族衣装―異文化へのまなざしと探求、受容―
▼11月1日~22年2月7日
→世界では、それぞれの地域で多様な民族衣装が着られている。それは現代では誰もが理解しうる感覚であるが、情報が少なく世界が隔てられていた時代には、自分たちと異なる民族がどのような生活をし、どのような衣服を着ているのかを容易に知ることはできず、それを知ることは人々の好奇心を満たし、また重要な情報のひとつとなった。展示では、民族衣装が描かれた書物や、民族衣装の研究、フィールドワークなどに焦点を当て、ヨーロッパや日本において、アジアやアフリカの民族衣装がどのようにとらえられてきたのかを探る。またデザインやカッティングなどに民族衣装の影響を受けたヨーロッパのドレスを、元となった民族衣装とともに紹介する

☎/03(3299)2387
渋谷区代々木3の22の7新宿文化クイントビル

10時~16時30分(入館30分前)
日曜・祝日休み

巷房

伊藤光恵展
▼11月1日~6日
→ファイバー
安川緑光展―注連縄からⅢ―
▼11月29日~12月4日

☎/03(3567)8727
中央区銀座1の9の8奥野ビル

12時~19時(最終日~17時)
会期中無休

ギャラリーおかりや

寺村祐子染織展
▼11月17日~22日

☎/03(3535)5321
中央区銀座4の3の5銀座AHビルB2F

11時~19時(最終日~17時)
会期中無休

ACギャラリー

津田照代 テキスタイル展
▼11月4日~11日
→リバーシブルに織った布を縮絨し、できるかぎりシンプルに仕立てたコート、ジャケット、ベストなどを展示
加藤玲子織展
▼11月12日~20日

☎/03(3573)3676
中央区銀座5の5の9阿部ビル4F

11時~19時(最終日~17時)
会期中無休

東京国立近代美術館

柳宗悦没後60年記念展 民藝の100年
▼10月26日~22年2月13日
→柳宗悦の没後60年に開催される同展は、各地の民藝のコレクションから選りすぐった陶磁器、染織、木工、蓑、ざるなどの暮らしの道具類や大津絵といった民画のコレクションとともに出版物、写真、映像などの同時代資料を展示し、総点数400点を超える作品と資料を通して、民藝とその内外に広がる社会、歴史や経済を浮かび上がらせる。今回とりわけ注目するのは、「美術館」「出版」「流通」という三本柱を掲げた民藝のモダンな「編集」手法と、それぞれの地方の人・モノ・情報をつないで協働した民藝のローカルなネットワーク。民藝の実践は、美しい「モノ」の蒐集にとどまらず、新作民藝の生産から流通までの仕組み作り、あるいは農村地方の生活改善といった社会の問題提起、衣食住の提案、景観保存にまで広がった。「近代」の終焉が語られて久しい今、持続可能な社会や暮らしとはどのようなものか―「既にある地域資源」を発見し、人・モノ・情報の関係を編みなおしてきた民藝運動の可能性を「近代美術館」という場から見つめなおす

☎/03(5777)8600
千代田区北の丸公園3の1

10時~17時(金・土曜~20時、入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月1日休み

弥生美術館

谷崎潤一郎をめぐる人々と着物~事実も小説も奇なり~
▼10月2日~22年1月23日
→小説家・中河與一が谷崎潤一郎の生涯を書いた作品「探美の夜」に添えられた田代光の挿絵(初公開原画数十点)を用いて、谷崎の人生を辿りつつ、谷崎文学の登場人物のモデルになった人々に焦点を当て、紹介していく。彼等が着用した着物や装飾品の数々も展示する。さらに、彼等をモデルとして創作された作品の登場人物の装いを、アンティーク着物で再現した。谷崎は着物にこだわりの強い作家で、衣裳は登場人物たちのキャラクター表現の一端を担っている。社会の枠におさまりきらず、世間から非難と好奇の目で見られることも多かった谷崎の生涯、モデルになった人々、そして悪魔的な文学の魅力を、着物と挿絵で堪能させる

☎/03(3812)0012
文京区弥生2の4の2

10時~16時30分(入館30分前)
月・火曜(祝日の場合開館)、12月27日~1月3日休み ※オンライン予約必要

日本民藝館

棟方志功と東北の民藝
▼10月1日~11月23日
→東日本大震災により、それまでの平穏な営みが奪われてから10年が経った。同展では、青森に生まれた版画家の棟方志功が東北の地に幸あれと願い制作した「東北経鬼門譜」(1937年)や、郷里への想いを込めた「善知鳥版画巻」(1938年)を紹介。併せて、柳宗悦らが1920年代後半から40年代の初めにかけて東北各地で蒐集した、陶器、蓑や背中当などの編組品、刺子の仕事着、樺細工、漆工品といった丹念な手技による品々を展示して、東北の地は民藝の宝庫であり豊かな文化的創造力を育む土地であることを改めて紹介する

☎/03(3467)4527
目黒区駒場4の3の33

10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

岩立フォークテキスタイルミュージアム

カンタ——母からの贈り物
▼7月29日~12月11日
→「かつてのベンガル州で作られたカンタは、使い古しの白木綿を4、5枚重ね、農作業や日常の暮しの合間にコツコツと刺されて仕上がった廃物利用のキルトです。しかし糸でつづられた物語の様なデザインの楽しさはだれにも眞似が出来ない純な思いが伝わってきます。カンタを見て心動かされない人はめったに居ないでしょう。使い終った白木綿が更に輝きを増すやさしさに包まれ、布仕事の無限の樂しみです。只のボロ布が母の手で清められ再びよみがえった布です。特別な一瞬です。是非見て頂きたい一点ものの作品です」(岩立広子)

☎/03(3718)2461
目黒区自由が丘1の25の13岩立ビル3F

10時~17時(入館30分前)
会期中の木・金・土曜のみ開館

▲東京
▼京都

関東・中部

しもだて美術館

皆川末子 布絵の世界展
▼10月9日~12月19日
→布絵とは、絵の具や顔料の代わりに日本の古い布(着物・帯・手ぬぐいなど)を使用して、情景や人物などを表現していくもので、水戸市在住の作家、皆川末子が独自に生み出したオリジナルアート。パッチワークや手芸とは違うその独自の世界は、国内外で高い評価を得ています。同展では、38年に及ぶ創作活動の集大成として、作家としての画風を極めた<メッセージシリーズ>や巨大布絵など、過去最多となる約70点の作品を厳選して紹介

☎/0296(23)1601
茨城県筑西市丙372下館地域交流センター・アルテリオ3F

10時~18時(入館30分前)
月曜休み

益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子

藍より青く 栃木県文化功労者受章記念 日下田正展
▼10月10日~1月10日
→日下田正は江戸時代から続く紺屋に生まれた。父、日下田博が守ってきた伝統の型染だけではなく、昭和の初期まで益子で栽培され絶えてしまった茶綿を再び栽培し、茶綿を藍染して、これまでにない滋味あふれる「益子木綿」を作り上げた。さらに、草木染で綿花を様々な色に染めて紡いだ“混じり糸”で織り上げ、まるでアイルランドのドニゴールツイードを想起させるような、表情豊かな綿の世界を生み出した。同展では日下田紺屋を継ぐ日下田正の新たな創作の挑戦を紹介する

☎/0285(72)7555
栃木県芳賀郡益子町益子3021

9時30分~16時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月25日~1月日休み

群馬県立日本絹の里

ちりめん創作人形展~はなものがたり~
▼10月23日~12月13日
→日常の風景をモチーフにした人形を制作している高崎市在住の人形作家・竹本京。今回は「はな」という言葉をテーマにして制作した新作を中心に紹介。色鮮やかな「絹」を使用した人形たちの世界を示す

☎/027(360)6300
群馬県高崎市金古町888の1

9時30分~17時
火曜休み

高崎市染料植物園

赤の力 Part2 紅板締め―高崎でよみがえった赤の技法
▼10月8日~12月5日
→赤い色「紅」をライフワークに作家活動をしている吉村晴子が取り組む「紅板締め」技法を取り上げる。紅板締めは、両面に模様を彫った板で、折りたたんだ一反の絹布をはさんで赤で染める技法。普通の板締めや型染といった染色では表と裏の染め上がりに違いが生まれるが、紅板締めでは薄い絹布を使用し型板をきつく締めて染めるため、表裏にほとんど違いがなく染め上がるのが特徴のひとつ。江戸時代から明治時代前半にかけて紅板締めを用いた襦袢や間着が女性たちに愛されましたが、昭和初期には技法がほぼ途絶えてしまい「幻の染色」とも言われている。紅板締め技法の復元に取り組んできた吉村晴子が復元成功を発表してから15年、その取り組みは、繋げていく活動へと転換している。2020年からは同園で、植物染料による紅板締め手法の確立を目指して試験染を重ねてきた。技法の復活から伝承への活動を、歴史的資料、研究の記録とともに紹介する

☎/027(328)6808
群馬県高崎市寺尾町2302の11

9時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

遠山記念館

織の世界に遊ぶ心―小林桂子の布創り―
▼10月9日~11月28日
→小林桂子は、1975年から1981年にかけて米国カルフォルニア州バークレーに在住する間に、テキスタイル作家の創始者であるエド・ロスバックが提唱した「世界中にある歴史的、民族的な染織品に触発された創作」という思想に影響を受け、自らも過去の作り手による様々な手法を探究し、古くからの技法に新たな命を吹き込んだ織物作品を生み出してきた。「織」の研究のために収集された資料は実に様々で、日本、中国、中近東、ヨーロッパ、アメリカ、アフリカ、中南米、東南アジアと地域的にも製作年代的にも幅があるに留まらず、種類も衣類を始め、織物工場の見本裂、織作業用の道具、籠類、装飾品、民芸品等に及ぶ。その伝統的な技法や文様が、作家の豊かな感性と「遊び心」によって創造された作品の中で、新たな魅力を発する姿を示す

☎/049(297)0007
埼玉県比企郡川島町白井沼675

10時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

ギャラリーかれん

はんどくらふとKAM展
▼11月22日~27日
→手づくり服、小物、雑貨

☎/045(543)3577
横浜市港北区大倉山1の11の4

11時~18時
会期中無休

シルク博物館

第26回全国染織作品展
▼10月23日~11月28日
→絹は古くから独特の光沢や風合い、美しい染織の良さなどを有し、主として優れた高級衣料として用いられてきた。そして、高度な染織技術は、現代まで日本の大切な伝統文化として受け継がれている。同展では、絹を用いた染織作品を広く全国から公募し、専門家による審査のうえ、その入選作品を一堂に展観する。次代をになう新進作家などによる優美な着物や斬新なデザインの壁掛けなどを展示する
シルキーウィンターフェスティバル たのしいかいこの発表会
▼12月11日~1月16日
→かいこの観察記録やまゆ人形など子どもたちの作品を展示

☎/045(641)0841
横浜市中区山下町1

9時30分~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月27日~1月3日休み

そごう美術館

寿(ことほ)ぎのきもの ジャパニーズ・ウェディング―日本の婚礼衣裳―
▼10月16日~11月14日
→婚礼は、人生において最も華やかな通過儀礼と言える。洋の東西を問わず、婚礼の儀式には祈りと喜びの感情が満ちあふれている。その心情を表現するために、新婦を美しく彩る婚礼衣裳や、婚儀に用いられる様々な器物、そしてその場を演出するありとあらゆるものには、幸福を暗示する色や形、模様が用いられた。同展はこうしたことが、美しくも洗練された形で行われていた江戸時代(武家の婚礼/町人の婚礼)から近代初期(伝統の継承と革新/大正・昭和の婚礼衣裳など)にかけての女性の婚礼衣裳や婚礼のしつらえを紹介する

☎/045(465)5571
横浜市西区高島2の18の1そごう横浜店

10時~20時(入館30分前、10月29日~17時)
会期中無休

相模原市立博物館

ミニ展示「衣服を買う・作る・学ぶ」
▼7月7日~11月2日
→閉館した津久井郷土資料室が収蔵していた多くの資料の中から、商店の大売り出しのポスターやチラシ(買う)、洋服の型紙(自宅で作る)、家庭科授業ノート(作り方を学ぶ)など、昭和時代の「衣」に関係する資料を展示。また第二次世界大戦中から戦後にかけて、物資が統制されて配給制度のもとで衣料切符がないと買うことができない時代もあり、そうした当時の様子をうかがわせる衣料切符も紹介

☎/042(750)8030
神奈川県相模原市中央区高根3の1の15

9時30分~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)

女子美アートミュージアム

女子美染織コレクション展Part9 舞楽装束
▼9月29日~11月6日
→雅楽の演奏形態のひとつである舞楽。舞と楽器の演奏による舞台芸術で用いられる華やかな装束はバリエーションが豊富で時代の変遷による多様性を有している。約12000点ある「女子美染織コレクション」の中から、鮮やかな色彩を残す貴重な舞楽装束のコレクションが一堂に会するはじめての企画展。特に近世の装束を中心に展示する

☎/042(778)6801
神奈川県相模原市南区麻溝台1900女子美術大学10号館1F

10時~17時(入館30分前)
日曜、祝日休み(10月25日開館)

雪梁舎美術館

工芸2021
▼11月20日~12月26日
→新潟の優れた伝統工芸の保存と発展を期して、現代の感性に則する創造性豊かな作品の育成を目的とし、50歳以下の新潟県在住者・出身者、6大学(秋田公立美術大学、東北芸術工科大学・長岡造形大学・上越教育大学・富山大学・金沢美術工芸大学)在籍の学生、院生、2020年度卒業生・修了生を対象に、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸など工芸全般から公募し、すべての出品作品を展示

☎/025(377)1888
新潟市西区山田451

9時30分~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)

石川県立美術館

第68回日本伝統工芸展金沢展
▼10月23日~11月3日
→昭和29年に創設された伝統工芸界最大規模の公募展で、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門で構成。人間国宝の作品をはじめ、受賞作、地元在住作家の入選作品などを展示
うるはしきもの めでたきわざ―北陸の芸術院会員・人間国宝―
▼11月7日~12月5日
→同館はこれまでにも、石川県ゆかりの芸術院会員や、重要無形文化財保持者、いわゆる人間国宝の展示を企画し開催した。日本の美術工芸が世界から注目されている今、改めて北陸(石川、富山、福井)の芸術院会員と人間国宝の業績を紹介する

☎/076(231)7580
金沢市出羽町2の1

9時30分~18時(入館30分前)
会期中無休

岡谷蚕糸博物館シルクファクトおかや

信州の作家展Part3 小岩井紬工房 伝統を繋ぐ・紡ぐ・織る
▼11月18日~2月13日
→長野県各地域には、シルク作品を制作している染織作家が活躍している。創業以来変わらぬ手織りで上田紬を織り続ける小岩井紬工房三代目カリナ・良馬姉弟の紬の魅力と色彩の世界を紹介する

☎/0266(23)3489
長野県岡谷市郷田1の4の8

9時~17時(最終日~16時)
水曜(祝日の場合翌休)、12月29日~1月3日休み

駒ヶ根シルクミュージアム

第14回現代手織り物クラフト公募展
▼10月21日~11月28日
→全国で独自の創作活動をしている創作のプロ、および将来プロを目指す人たちが創作した、独創的で優れた織物を公募し、入賞入選作品を展示することで、自立の道を開く支援の場となることを目指して開催する展覧会。部門は、着物、反物、帯、タペストリー

☎/0265(82)8381
長野県駒ヶ根市東伊那482

9時~17時(入館30分前)
水曜休み(祝日の場合は開館)

須坂クラシック美術館

上田紬とりんご染め~小岩井紬工房展~
▼9月13日~11月10日
→信州紬の中でも「三裏紬」とも呼ばれる丈夫さが特徴の上田紬。古くから養蚕業が盛んだった地域では、生糸に適さない屑繭などを真綿にし、真綿から紡いだ糸で紬が織られた。上田に工房を構える「小岩井紬工房」は、伝統的な縞や格子の上田紬のほかに、長野のりんご樹皮で染めた糸を使った「りんご染め」を制作している。上田紬の伝統と現代の技、さらにはりんごの品種によっても異なる色味から紡ぎだされる美しいコントラストを紹介する

☎/026(246)6474
長野県須坂市大字須坂371の6

9時~17時(入館30分前)
木曜休み(祝日の場合開館)

松本民芸館

「藍」染・織物展
▼9月18日~22年3月13日
→かつて日本人の生活に溶け込んでいた色「藍」に焦点を絞り、染・織物や、無名の職人が作った庶民の普段着など、生活に潤いやぬくもりを感じる品々を展示

☎/0263(33)1569
長野県松本市里山辺1313の1

9時~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月29日~1月3日休み

岐阜県博物館

<マイミュージアムギャラリー>
染織のいろ―美濃友禅の世界―河村尚江染織展
▼10月30日~12月5日
→美濃友禅は、織物の歴史ある美濃の地において友禅技法に鮮やかな色彩を用いた独自の抽象表現を取り入れ立ち上げられた染色。今回は河村尚江が制作した美濃友禅による染色作品がもたらす様々な「いろ」を届ける。また染色する絹素材の違いによる発色や風合いの差も紹介し、染色に用いる道具なども展示する

☎/0575(28)3111
岐阜県関市小屋名小洞1989

11月~3月=9時30分~16時30分、4月~10月=9時~16時30分(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

静岡市立芹沢銈介美術館

芹沢銈介の日本
▼10月9日~12月12日
→大正時代に青春を送った芹沢銈介。20代には流行を追うモダンボーイだったが、30代になって日本の美しさに心ひかれるようになり、やがて柳宗悦の主唱した民藝運動に参加、自らも染色家として型染に没頭した。日本各地を旅し、自然や風景を日本伝統の型染で表現した芹沢。代表作150点を通して、懐かしくも新しい「芹沢銈介の日本」を紹介する

☎/054(282)5522
静岡市駿河区登呂5の10の5

9時~16時30分
月曜休み(祝日の場合翌休)

松坂屋美術館

うつくしき和色の世界―KIMONO―
▼10月2日~11月21日
→日本には「和色(わのいろ)」と呼ばれる伝統的な色が数多くある。「和色」は天然染料から生み出され、それぞれに美しい名前がつけられていることが特徴だ。1611年に「伊藤屋」という呉服小間物問屋として創業し、明治以降に百貨店として業態転換した松坂屋は、江戸時代の着物の「模様」や「色」に注目し、着物のデザインと染めの技術を高める目的で染織工芸品を収集してきた。同展では、松坂屋が所蔵する染織品の中から江戸時代に製作された着物を色で3つの章にわけて「和色」の持つ意味と魅力を紹介

☎/052(251)1111
名古屋市中区栄3の16の1松坂屋南館7F

10時~19時30分(最終日~18時、入館30分前)
会期中無休

名古屋市蓬左文庫

尾張姫君ものがたり
▼9月18日~11月7日
→将軍家をはじめとする名家から嫁ぎ、御三家筆頭の尾張徳川家の歴代藩主を陰で支えた女性たち。正室や側室・娘たちゆかりの品々を展示し、その生涯を紐解く

☎/052(935)2173
名古屋市東区徳川町1001

10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

名古屋市博物館

テーマ展 宮脇綾子の布あつめ 藍染めへの想い
▼10月27日~11月21日
→創作アップリケ作家である宮脇綾子が、個性的な作品を作るうえで欠かせないのが、藍染めの布地や着物だった。宮脇綾子が各地を訪ねて集めた着物や布地を紹介する

☎/052(853)2655
名古屋市瑞穂区瑞穂通1の27の1

9時30分~17時(入館30分前)
会期中無休

一宮市博物館

墨コレクション 舶来の布の装い
▼11月30日~2月13日
→黒呉呂地石畳模様剣片喰紋陣羽織、緋ビロード地唐草模様腰差煙草入などを展示

☎/0586(46)3215
愛知県一宮市大和町妙興寺2390

9時30分~17時(入館30分前)
月曜(祝日の場合翌休)、12月28日~1月4日休み

豊田市民芸館

柳宗悦と民藝運動の作家たち(日本民藝館巡回展)
▼10月26日~1月31日
→大正末期、宗教哲学者の柳宗悦によって主導された民藝運動。それは、暮らしの中で民衆が用いる日常品に至上の美を見出し、それらに「民藝」という言葉を冠して、従来にない新しい美意識を提示したものであった。この日本発の独創的な工芸運動は、柳を軸にバーナード・リーチ、河井寬次郎、濱田庄司といった陶芸作家との交友のなかで確立され、飛躍していく。同展は、日本民藝館創設80周年特別展のひとつとして2017年(平成28年度)に日本民藝館で開催された展覧会を再構成したもの。民藝美に触発され、柳とともに民藝運動を推進した作家たち約20名の作品を紹介

☎/0565(45)4039
愛知県豊田市平戸橋町波岩86の100

9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合開館)

▲関東・中部
▼近畿

京都

ギャラリーterra(清滝テラ)

2021初冬採点 小林斐子草木染織展
▼11月16日~21日
→滋賀の自然から取り出した草木の色で染め、手織りし、着心地の良い服に仕立てた、コートやジャケット、パンツ、Tシャツなどのほか、ストールや小物を展示

☎/090(5655)4568
京都市右京区嵯峨清滝町11の2

11時~17時(最終日~16時)
会期中無休

中信美術館

麻田脩二展
▼10月26日~12月3日
→ステンシル(型摺り)技法による明快な色彩と抽象形体による平面作品の大作を中心に20点余りを展示

☎/075(417)2323
京都市上京区下立売通油小路東入西大路町136の3

10時~17時(入館15分前)
月曜休み

京都国立近代美術館

上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー
▼11月16日~1月16日
→ウィーンと京都で活躍したデザイナー、上野リチ・リックス(Felice [Lizzi] Rix-Ueno, 1893 – 1967)の世界で初めての包括的な回顧展。芸術爛熟期のウィーンに生まれたリチは、ウィーン工芸学校卒業後、ウィーン工房の一員として活躍し、日本人建築家・上野伊三郎との結婚を機に京都に移り住む。第二次世界大戦前はウィーンと京都を行き来しながら、壁紙やテキスタイルなどの日用品や室内装飾など多彩なデザインを手がけた。戦後は夫とともに、現在の京都市立芸術大学の教授となり、退職後はインターナショナルデザイン研究所を設立して、後進の育成にも尽力し、大きな足跡を残している。同展では、京都国立近代美術館が所蔵する多くのリチ作品に加え、オーストリア応用芸術博物館/現代美術館(ウィーン)など国内外の機関からリチそして関連作家の作品・資料を招来し、約370件によって、色彩豊かで創造力あふれるリチの魅力あるデザイン世界の全貌を紹介

☎/075(761)4111
京都市左京区岡崎円勝寺町26の1

9時30分~17時(金・土曜~20時、入館30分前)
月曜(1月10日を除く)、12月28日~1月3日休み

京都市京セラ美術館

コレクションとの対話:6つ部屋
▼10月9日~12月5日
→ジャンルや時代を超えたスペシャリストが異なるアプローチでコレクションと「対話」し、作品にまつわる秘められた歴史や物語を引きだす展覧会。染織関係では、繊維造形作家・ひろいのぶこが、染織家・山鹿清華(1885~1981)が残した糸や古裂の調査をもとに、そのユニークな作品制作について紹介する。また山鹿清華が所蔵していたシュニール糸を用いて織り作品を制作。糸が結ぶ二人の染織作家の交流によって唯一無二の展示空間が立ち上がる。

☎/075(771)4107
京都市左京区岡崎円勝寺町124

9時~17時(入館30分前)
月曜休み

ギャラリー翔

玉城和美 描き絵空間展第10回記念展
▼11月2日~7日
→タペストリー、バッグなど
第8回ミツナガ手織教室作品展
▼11月30日~5日
→バッグ、マフラー、タペストリーなど

☎/075(724)8154
京都市左京区北山通下鴨中通東入ル北側

11時~18時(最終日~17時)
月曜休み

ギャラリーギャラリー

福田笑子展
▼10月30日~11月14日
→バスケタリー
熱田聖子展
▼11月20日~12月5日
→ファイバーアート
                                    

☎/075(341)1501
京都市下京区河原町通四条下ル東側寿ビル5F

12時~19時(最終日~17時)
木曜休み

京都産業会館ホール

第68回日本伝統工芸展
▼11月5日~7日
→昭和29年に創設された伝統工芸界最大規模の公募展で、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門で構成。人間国宝の作品をはじめ、受賞作、地元在住作家の入選作品などを展示

☎/075(351)1300
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78京都経済センター6F

9時30分~19時30分(最終日~18時、入館30分前)

京都絞り工芸館

巨大絞り几帳 神奈川沖浪裏展
▼7月1日~12月23日
→6枚の大きなシルク生地を使い、北斎の神奈川沖浪裏をモチーフに絞りで染めあげた巨大几帳(幅6.5m、高さm)を展示。また「富岳三十六景」を題材に、絞り染めの技術を駆使して制作した​絞り額全46枚も同時展示

☎/075(221)4252
京都市中京区油小路通御池下ル

9時~17時
8月2日、13~16日、10月1日、11月1日、25日~30日、12月1日休み

艸居 SOKYO ANNEX

草間喆雄個展―80年代から2021年まで―
▼10月30日~11月27日(後期)
→前期に1980年代から90年代の作品を、後期に2000年から2021年に至るまでの作品を展示し、ファイバーアートの黎明期から50年にわたってその可能性を切り拓いてきた草間の創作活動を振り返る

☎/080(9745)8452
京都市中京区一之船入町375SSSビル3F

13時~18時30分
日・月曜休み

ギャラリーにしかわ

岩村操展
▼11月5日~17日
→カシミヤ・二重織のストールやオリジナル素材の超極細カシミアショールなどを展示
harunachico展
11月20日~12月5日
→手描き染のシャツやスカート、プルオーバー、バッグなどのほか、抜染技法を使ったニット類や濃色の作品などを展示

☎/075(212)3153
京都市中京区河原町通四条上ルマロニエビル2F

12時~19時(最終日~17時)
月曜休み

堺町画廊

ウチナー手しごと展
▼11月9日~14日
→沖縄の伝統文化をしっかりと受け継ぎながら、未来へ歩み続ける琉球手しごとの今をグループ「七月金魚@琉球」がセレクトして紹介する。紅型、芭蕉布、琉球ガラス、ヤチムン、沖縄食材などを出品

☎/075(213)3636
京都市中京区堺町通御池下ル

11時~18時
会期中無休

京都文化博物館

輝く京都の四季
▼10月2日~11月28日
→京都府所蔵品の染織作品より、京都の四季をあらわした作品を中心に紹介する。染織文化が高度に発達した京都では、鮮やかな色彩にあふれる京都の四季を、作家たちがそれぞれの感性と技術であらわしてきた。無数にある名勝の美しさのみならず、何気ない風景に香る季節の空気、滋味豊かで愛らしい野菜など、さまざまなテーマで制作された作品を展観する
創業200周年記念 フィンレイソン展―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル―
▼10月9日~22年1月10日
→Finlayson(フィンレイソン)は寝具等のデザインや生産を手掛ける、北欧フィンランド最古のテキスタイルブランド。北欧の自然や植物、文化に着想を得たデザインは、200年以上の歴史を重ねても決して色褪せることがない。伝統を守りながらも常に新しいものを追い求め、作家トーベ・ヤンソンによる世界的キャラクター・ムーミン模様の生地の製作にも取り組んでいる。設立以来、フィンレイソンは質の高い製品を通じて、国内外のひとびとに最高の住まい方を提案し続けています。本展では1800年代の見本帳や製品をはじめ、1900~2000年代の代表的なデザイン、布や原画などの資料から、北欧の暮らしに根差したテキスタイルブランドの歴史とデザインを紐解く

☎/075(222)0888
京都市中京区高倉通三条上ル東片町623の1

10時~19時30分(入館30分前)/ギャラリーは10時~18時(最終日~16時)
月曜(祝日の場合翌休)、12月27日~1月3日休み

千總ギャラリー

歩み始めた図案 Reviving Yuzen design
▼10月1日~11月28日
→「図案」は、明治時代にもたらされた「デザイン」の訳語として生まれた言葉。同展では、図案の概念が意識されはじめた明治の初期から、その後明治時代を通してどのような図案の流行が起こったのかを、千總に膨大に残っている型友禅の裂地から展示し、型友禅の華やかな色と柄を紹介する

☎/075(211)2531
京都市中京区三条通烏丸西入千總本社ビル2F

11時~18時
火・水曜休み

染・清流館

新鋭染色作家展 日常を掬う
▼11月5日~11月28日
→日常の風景の流れをテーマに、素材、手法、表現の形は様々な、若手作家7名による染色作品展。出品作家は、竹内まみ、友寄万梨奈、長谷川夏実、藤永覚耶、富士原史香、山下眞美、渡邊麻友子。監修:ばんばまさえ

☎/075(255)5301
京都市中京区室町通錦小路上ル明倫ビル6F

10時~18時(入館1時間前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

アサヒビール大山崎山荘美術館

和巧絶佳展―令和時代の超工芸―
▼9月18日~12月5日
→グローバル時代をむかえ、世の中をとりまくものの均質化が進むなか、日本各地で育まれてきた工芸や手仕事が独自の表現を生みだす資源として見直されている。工芸というジャンルにとらわれることなく、素材を用い、技法を駆使して工芸美を探求する出品作家の取り組みは、人と物との関係を問い直すとともに、手仕事の可能性の広がりを予感させる。同展では、日本の美意識に根ざした工芸的な作品によって、いま最も注目されている1970年以降に生まれた作家12人を紹介し、これまで受け継がれてきた日本の手仕事の可能性を考える機会を示す。染織では、安達大悟が出品する

☎/075(957)3123
京都府乙訓郡大山崎町大山崎銭原5の3

10時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休、11月22日・29日開館)

▲京都
▼中国・四国

近畿

愛荘町立歴史文化博物館

祭りの刺繍―見送幕と職人の手仕事
▼10月23日~12月12日
→滋賀県では春祭りを盛大に行なう地域が多く、華やかに装飾した曳山が巡行する様子を各地で見ることができる。愛荘町・軽野神社(堅井之大宮)の春季大祭でも近隣の集落氏子により9基の曳山が出され町内を巡行する。この曳山の背面に飾られる見送幕には、虎や孔雀・獅子などが刺繍によって描かれ、祭りを絢爛豪華に彩る。同展では堅井之大宮春季大祭で用いられる見送幕や近江の見送幕を中心に展示し、あわせて祭りの様子を解説する。また、修理した屋台幕と修理に用いた道具類を展示し、勇壮な祭りを飾る美しい刺繍ができるまでの様子と、その裏で活躍する刺繍職人達の仕事を紹介する

☎/0749(37)4500
滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺878

10時~17時(入館30分前)
月・火曜休み(11月は毎日開館)。11月20~23日無料

髙島屋史料館

高島屋創業190周年記念展 キモノ★ア・ラ・モード
▼9月11日~12月20日
→髙島屋にはかつて「百選会」という呉服催事があった。1913(大正2)年に第1回を開催、戦時中は一時中断しましたが、1994(平成6年)年に休止するまでに183回を数えた高島屋の名物催事。百選会は単なる展示会ではなく、髙島屋が毎回「趣意(テーマ)」と「流行色(テーマカラー)」を設定し、それに基づく「標準図案(デザイン)」を発表、全国の染織業者から新柄呉服を募集し、厳正な審査を経て製品化、販売する会だった。斬新かつ奇抜な百選会の呉服は、毎回大変な人気を集め、キモノ界の流行を左右するといわれた。「ウルチマ・モオダ」(流行の極地)を目指し、現代そして未来を生きる人々に夢のある美しい生活「ザ・キモノ・ライフ」を提案し続けた百選会の歴史と作品を紹介する

☎/06(6632)9102
大阪市浪速区日本橋3の5の25髙島屋東別館3F

10時~17時(入館30分前)
火・水曜、10月28日~11月5日休み

国立民族学博物館

躍動するインド世界の布
▼10月28日~1月25日
→インドを中心とする南アジア世界において、布は時と場所、使途に応じて、あるいは宗教的規範や社会的慣習によって、用いられるかたちや色、文様が異なり、その扱われ方も場面ごとに明確に定められている。 インドにおける布は、衣装としてだけではなく、人生儀礼における贈与や、神がみへの奉納、社会運動でのシンボルといった多様な役割を担っている。人びとは場面に応じて多種多様な布のなかから目的や機能に適したものを選び、使い分けている。そのような人びとと布の多様な関係性は、多宗教、カースト制度、数百を超える言語といったインド社会の特質と深く結びついている。同展ではインド社会をつくりだしている人びとの営みを多彩な布とともに紹介する

☎/06(6876)2151
大阪府吹田市千里万博公園10の1

10時~17時(入館30分前)
水曜休み(祝日の場合翌休)

大阪日本民芸館

型絵染 三代澤本寿
▼9月4日~12月14日
→長野県松本市に生まれた三代澤本寿(1909~2002)は、染色家として数々の優れた作品を手掛けると共に、長野県松本の民藝運動の普及に尽力した人物でもある。三代澤は親戚の染料店を手伝う為に静岡に移り、そこで民藝運動に出会う。同じ頃、染色家・芹沢銈介の作品に触れた三代澤は、これに強い感銘を受け染色家の道を歩み始めた。技法は、図案の考案から染めまでの全工程を一人で行う型絵染を用い、屏風やパネル、のれんに着物など実に多彩な作品を残した。同展では、150点以上の三代澤作品を展示する

☎/06(6877)1971
大阪府吹田市千里万博公園10の5

10時~17時(入館30分前)
水曜休み(祝日は開館)

ギャラリー猫亀屋

岸田めぐみ展
▼11月13日~21日
→テキスタイルアート

☎/072(425)4883
大阪府泉南郡岬町淡輪4193の2

10時~17時
火・水曜休み

兵庫陶芸美術館

フィンランドデザイン展
▼9月11日~11月28日
→フィンレイソン社やマリメッコ社のテキスタイルをはじめ、同時代の絵画、アルヴァ・アアルト、カイ・フランクら巨匠たちのガラス工芸や陶磁器、家具など、世界中の人々を魅了し続けるフィンランドデザインの名品を一堂に展示

☎/079(597)3961
兵庫県丹波篠山市今田町上立杭4

10時~13時(入館30分前)
月曜休館(祝日の場合翌休)

奈良国立博物館

第73回正倉院展
▼10月26日~11月14日
→正倉院は奈良時代に建立された東大寺の倉庫で、聖武天皇の遺愛の品々を中心とする約9,000件の宝物を今に伝える。正倉院展は、これら正倉院宝物の中から毎年60件ほどを選び公開する展覧会で、今年で73回目を迎える。今年も、楽器、調度品、染織品、仏具、文書・経巻など、正倉院宝物の全容をうかがえるような多彩なジャンルの品々が出陳される。染織・服飾品では、開眼法要で演じられた楽舞の装束も出陳されるほか、鳥や獅子の文様を彩りゆたかに描いた曝布彩絵半臂(文様を描いた上着)や夾纈染め(板締め染め)の幡など、様々な技法で装飾された染織品もみどころ。とくに今回初出陳となる茶地花樹鳳凰文﨟纈絁(文様染めの絹織物)は、その名称のとおり﨟纈染め(蠟を防染剤として使う染色技法)の一種と考えられてきたが、これまでほとんど知られていなかった色染めの技法が使われていることが最近明らかにされ、当時の染色技術の多彩さをうかがわせる研究成果として注目を集めている 

☎/0742(22)7771
奈良市登大路町50

9時~18時(金・土・日曜・祝日~20時、入館30分前)
会期中無休

▲近畿
▼九州・沖縄

中国・四国

岡山県立美術館

岡山の美術展 草間喆雄 美しき色彩のコンポジション
▼10月1日~11月3日
→鮮明で美しい色糸を用い、立体的に構築した織作品、細いワイヤにコイリングし束ねあわせた作品、小さな丸いフェルトを重ねてピン打ちした作品など、日本のファイバーアートの第一人者として活躍する草間喆雄の50年にわたる創作活動を振り返る
第68回日本伝統工芸岡山展
▼11月18日~12月12日
→昭和29年に創設された伝統工芸界最大規模の公募展で、陶芸・染織・漆芸・金工・木竹工・人形・諸工芸の7部門で構成。人間国宝の作品をはじめ、受賞作、地元在住作家の入選作品などを展示

☎/086(225)4800
岡山市北区天神町8の48

9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

島根県立石見美術館

河井寬次郎と島根の民藝
▼9月11日~11月1日
→島根県安来市出身の陶芸家、河井寬次郎の初期から晩年までの作品を島根県立美術館(松江市)のコレクションからたどる。あわせて河井寬次郎や柳宗悦らが見出した島根の民藝について、石見地域を中心に紹介する

☎/0856(31)1860
島根県益田市有明町5の15

10時~18時30分(入館30分前)
火曜休み

高松市塩江美術館

染色家 山口摂華 存在の確認
▼10月26日~12月5日
→染色家 山口摂華(香川県在住)は、1999年より和裁士として活動、その後、生地に色を染め出す世界に惹かれ、2008年からは染色家として作品を発表してきた。作品は、身近な野菜や風景、時間をモチーフに、幾何学的デザインを用いることにより、その存在の確認を試みようとしている。山口は伝統的な染の技を引き継ぎながらも現代にも通ずる前衛的デザインで、作品を制作し続けている。同展では 山口摂華の友禅染による、きもの、平面作品などを展示し、その染の世界を展観する

☎/087(893)1800
高松市塩江町安原上602

9時~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

いの町紙の博物館

夾纈染和紙作品展
▼10月27日~11月14日
→和紙を夾纈(板締め)で染めて制作した花器、クッション、タペストリー、紙衣帯など約120点を展示

☎/088(893)0886
高知県吾川郡いの町幸町110の1

9時~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)

中国・四国

九州・沖縄

九州国立博物館

琉球王国文化遺産集積・再興事業巡回展 手わざ―琉球王国の文化―
▼10月19日~12月12日
→古くからアジアの国々との交流によって栄えた琉球王国。その豊かな文化が育んだ美しい文化財や製作技術は、近代化や戦禍で多くのものが失われた。この度、失われし「手わざ」を求めて、現代の職人たちが最新の調査研究をもとに8分野(絵画、木彫、石彫、漆芸、染織、陶芸、金工、三線)にわたる模造復元に取り組んだ。同展では、よみがえった琉球王国の手わざと美の秘密に迫る

☎/092(918)2807
福岡県太宰府市石坂4の7の2

9時30分~17時(入館30分前)
月曜休み(祝日の場合翌休)

熊本国際民藝館

外村吉之介の生涯~その2 海外の民藝~
▼9月1日~11月30日
→外村吉之介が世界で出会い、収集した民藝の数々を展示し、各国の民衆の生活に根差した工芸と、外村吉之介が感じた民藝の美しさを紹介する

☎/096(338)7504
熊本市北区龍田1の5の2

10時~16時
月曜休み(祝日の場合翌休)

熊本県伝統工芸館

企画展:熊本県伝統工芸館・熊本国際民藝館交流展 民藝 ここちよい暮らし
▼9月14日~11月28日
→熊本国際民藝館は、柳宗悦の「民藝」思想に共鳴した外村吉之介によって昭和40年に設立された。館内には外村が収集した世界各地の民藝品が展示され、九州の民藝運動の拠点となっている。同展では、同館初代館長である外村吉之介が収集したコレクション及び熊本市で長年民藝に携わってきた工藝きくち所蔵品を中心に日本の民藝の品々を紹介する
第39回くらしの工芸展2021~消費者をやめて愛用者になろう~
▼11月2日~7日
→手作りの生活工芸品は、日々の暮らしに安らぎや温もり、楽しさを与える。そのような生活工芸品を広く募り、すぐれた作品を表彰し展示することにより、作り手と使い手がともに手仕事の価値を見つめ直す契機となることを目指す工芸公募展
松永優藍染色展
▼11月23日~28日
アート・ニット 糸遊び3人展
▼11月23日~28日
古布のおまつり・仲間展
▼11月23日~28日

☎/096(324)4930
熊本市中央区千葉城町3の35

9時~17時
月曜休み(祝日の場合翌休)

那覇市歴史博物館

白地の紅型衣裳/朱漆の漆器
▼10月29日~11月24日
→尚家資料から「白地の紅型衣裳/朱漆の漆器」を紹介。鮮やかな黄色地のイメージが強い尚家伝来の紅型衣裳だが、紅型衣裳42領のうち15領が白地の衣裳。紅型の特徴である赤、黄、青、緑などの鮮やかな原色が最も美しく映える背景として、白という地色が選ばれたと考えられる。また、美しく白地を残し、色彩を際立たせるために、紅型職人たちは糊置きや色差しなどの各工程で細心の注意を払い染め上げた。白地の紅型衣裳は、職人が高い技術と熟練の技で、手間をかけて作り上げた特別なものである
朧型の紅型衣裳/朱漆の漆器
▼11月26日~12月26日

☎/098(869)5266
那覇市久茂地1の1の1パレットくもじ4F

10時~19時
木曜休み

那覇市ぶんかテンブス館

<3階ギャラリー>
第45回首里織展 くくる心~纏う より添う~
▼11月11日~14日
→那覇伝統織物事業協同組合の主催で首里織の組合員が着尺、帯、半幅帯、かりゆしウェアなどを展示

☎/098(868)7810
那覇市牧志3の2の10

10時~19時(最終日~18時)
会期中無休

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この記事は2021年11月1日現在のものです。
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