刷毛使用後の手入れと保管について

刷毛を永く使っていただくために・・・

注意1
刷毛を染料液や水等の液に浸した時、毛先から柄に挟まれている部分の奥深くまで液をよく吸い込みます。新しい刷毛ほど、よく吸い込み、よく含みます。
注意2
刷毛を使用した後に放置しておくと、気温の高い時は乾く前に柄の奥に含まれた水気が蒸れて腐敗し、毛もどんどん腐っていきます。新しい刷毛ほど、奥までよく含むため、腐りやすいといえます。
注意3
柄にはさまれた刷毛中央部ほど乾きにくいため腐りやすく、腐れば柄から出ている部分との境目でちぎれてどんどん抜け、短い毛などはさらに抜け落ち易くなります。

刷毛使用後の注意点

使用した刷毛を水で洗った後、防腐剤Fニューを加えた水で洗い、冷蔵庫で保管します。特に梅雨~秋までは、使用した刷毛は、冷蔵庫で保存します。

※使用前に1~2時間水に浸け、木の柄をふくらませて、毛抜けを防ぎます。
毛の質が良く、手触りがソフトで密度の詰まったものほど高級品になります。