蔵出し!たで藍の乾燥葉

蔵から出てきて こんにちわ

2019年末大掃除の際に見つかった鹿児島県産の藍の乾燥葉です。
長期に渡り在庫していましたが、色素はしっかり残っており十分染色できます。
長期在庫のため一袋1100円(税込)でご提供させていただきます!

※内容量は500g〜600gとばらつきがございますので、あらかじめご了承ください。
※袋が汚れていたり、黄変しているものもございます。
※数に限りがございます。売り切れの場合はご容赦ください。

また下部より藍の乾燥葉の染色工程を載せております。
YouTubeの染色工程動画の作成も進行中ですので近日中に公開いたします。

※絹と羊毛の染色法です。木綿やポリエステルなどは染められません。

ぜひこの機会に藍の乾燥葉の染色、お試しください。

藍の乾燥葉を煮出して染める方法

1. まずは煮出しパックに詰める

藍の乾燥葉を染めたい生地の同量(30gのストールなら30g)
を植物煮出しパックに入れ、アイロンで口を閉じます。

2. 藍を一度洗います

40度ほどのぬるま湯で、葉に水を染み込ませるように洗っていきます。

上の写真のように茶色く水が変化する場合は、2回ほど水を替え洗います。
下の写真のように少し黄色い水が出るくらいで水洗完了です。

3. 色素を抽出します

酸化防止袋に70度のお湯を2ℓいれ、先程洗った藍の葉と、溶解剤SSを40g、藍煮染用還元剤を20g加えてエニーロックで蓋をして中で粉末を溶かすように混ぜ合わせます。

中身が十分に混ざったら、70度を保つように湯煎にかけながら30分ほど煮出して色素を抽出します。

4. いざ!染めていきます

30分煮出し終えたら、藍の葉を取り出して、水に濡らした生地を中に入れ蓋をします。

先程と同じように70度を保ちながら20分染色します。

5、発色させます

染色を終えたら、水洗いをしながら発色をしていきます。
余分な色素が落ち、水が透明になったら水の中につけ発色をさせます。

10分ほど置いておけばここまで色が変化します。
このまま脱水して、自然乾燥させれば完成です。

今回の染色で使ったもの

  • 染めたい生地(絹及び羊毛)
  • 藍の乾燥葉・・・・・・・・生地の同量から倍量
  • 藍溶解剤SS・・・・・・・・湯1ℓに対して20g
  • 藍煮染用還元剤・・・・・・湯1ℓに対して10g